かつてリクルート社に勤め、同社が発行する専門誌『カーセンサー』の編集長や、日本カーオブザイヤー実行委員などを歴任された中兼様。現在はご自身で事業を展開されており、また同時に造形や陶芸、カメラなど多くの趣味や創作活動に精を出されております。2023年には、大学眼鏡の公式サイトに使うイメージカットのモデルも担当していただきました。
そんな中兼様の眼鏡をつくるために、まずは半蔵門にある店舗にご来店いただき、普段と同じように細かいヒアリングから目の検査、最適なレンズ選定、そしてお好みや使いやすさに合わせた最適なフレームを選んでいきます。
まずはヒアリングから。希望する眼鏡や目に関するお悩み、さらにお仕事や日々の生活についても、細かく問診していきます。
現在お使いの眼鏡についてもしっかりと分析。新しい眼鏡を最高のものにするための重要な情報となります。
視力だけでなく、さまざまな角度から「目がどういう状態にあるか」を検査し、把握していきます。
ヒアリングと検査で分かった情報を下に、最適なレンズを判明させていきます。
室内を歩きながら、遠くを見た時に違和感がないかを確認。
もちろん近くの見え方も確認。ひとつの眼鏡で手元もストレスなく見えるのが遠近両用のメリットです。
レンズが決まったら、次はフレーム探し。広い店内を歩きながら、候補をどんどんと選んでいきます。
出揃った候補を一つずつチェック。眼鏡は顔の印象を大きく変えるものなので、妥協なく選んでいきます。
もちろん眼鏡のプロであるスタッフが、客観的にアドバイスをします。
最後に、かけ心地や疲れなどが出ない状態かを隈なくチェック。
中兼様からいただいた感想
これまで「眼鏡をつくる工程」というのは、他のお客様で混んでいるお店の中で、機械的に値を測定し、その結果でレンズが自動で決定するような、言わば“流れ作業”で、効率的に進めていく印象がありました。
一方、大学眼鏡では「生活をする上で、何を重視するのか」といった個々のライフスタイルや価値観、さらに日々の過ごし方や仕事の内容などを細かくヒアリングしていただき、最適なレンズづくりのために密なコミュニケーションを大切にする姿勢は、とても新鮮でした。
また対応いただいたスタッフの方が、とても経験豊富で、かつ自分と同年代だったこともあり、老眼の状況や目の疲れなどに共感し合えるのもよかったです。すべてにおいて安心してお任せすることができました。
スタッフ幸田は、多くのお客様と同年代。豊富な知識と、丁寧な対応で、絶大の信頼を得ています。
フレームを選ぶ際にも、意見をたくさんいただき、これまでのように自分の主観だけで選ぶのとは違いました。一人だけで選ぶと無意識の同じようなフレームを選びがちですが、他人からの見え方を客観的にアドバイスしていただきながら、固定概念なしに選べたので、こういうショップの存在は非常にありがたいですね。
20本ほどの候補の中から、2本のフレームをセレクト。お気に入りが見つかり、思わず笑みがこぼれます。
担当スタッフの声
中兼様の場合、現在遠近両用レンズを使用されていて、遠くの見え方には問題がない状態でした。そこでパソコンスマホなどの手元が見やすく、室内を見渡すこともできる中近タイプの『生活眼鏡オフィス』と、運転時などに使いやすい『全焦点パノラマビューメラニンプロテクト』の2つをつくらせていただきました。
『生活眼鏡オフィス』は、私たちのオリジナル商品である『全焦点プレミアム』と『生活眼鏡』という2つのレンズのメリットを併せ持った商品。パソコンや手元の資料に加えて、少し離れたホワイトボードやモニターなども見やすく、室内ではとても使いやすくなっています。
またオプションとして大学眼鏡オリジナルカラーの『メラニンプロテクト』をつけさせていただきました。これは太陽の光などの眩しさを軽減しながらも、視界が暗くならないので、夜のドライブなどでも問題がなく使えるとても利便性の高い仕様です。
実際に使ってみて
ご来店から約10日。つくった眼鏡が中兼様の元に届き、お仕事や日常生活で数日間、使用した上で、感想をいただきました。
これまで車やバイクを運転する時には、遠くにピントが合わずぼんやりとしていたのですが、今回つくった眼鏡が視界クッキリとなり非常に安心です。またスマホやナビを見るために、手元に視点を移しても、眼鏡を外すことなく見られるので、安全面での貢献度も高いと感じています。
家の中でも、これまではパソコンとスマホ、テレビなど、どれかにピンとを合わせると、他がピンボケしているような感覚でしたが、中近レンズをつくっていただいたおかげで、視点のずらしに対応してくれてストレスがありません。読書やお料理など、より手元の作業をする際にも、見え方が劇的に改善しております。
車やバイクの運転を楽しまれる中兼様は、メラニンプロテクトのオプションをつけたものを納品いたしました。
レンズもフレームもかけていることを忘れるくらい軽く、目の疲れもほとんどなくなりました。そこで感じたのは、眼鏡は自分の目の代替であり、体との一体感がとても重要な要素であるということ。もちろんデザインも大切ですが、かけていて違和感を覚えず、体の一部になっているという点では、この眼鏡は過去最高かもしれません。
今回つくった眼鏡ならストレスなく本をたくさん読めそうなので、楽しみです。また車やバイクもためらうことなく続けられるのは嬉しい限り。今度はスキー用の眼鏡もつくって、少しお休みしていたゲレンデでの活動も再開したい気持ちになりました。
大好きなドライブやバイク、そしてカメラなどの趣味がますます楽しめそうです。
<今回つくった眼鏡>
・生活眼鏡オフィス(フレームは『vatok』)
・全焦点パノラマビュー(オプション:メラニンプロテクト)
・オプション:静電気防止、ブルーライトカット率80%、UV99%カット
中兼 雅之フリーランス(Ofiice ZiZi代表 / 60代)
元リクルート。『カーセンサー』編集長や、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員を歴任。
造形・陶芸・写真アーティスト、ライター、カメラマン、古物商、事業支援、ときどき探偵。